先週に引き続き・・・
”おとなのための絵本の読み聞かせ” 第2回
今回は8名の方がご参加くださいました。
1回目・2回目と続けてきてくださった方も♡
今回も、悩んで悩んで・・・
でも、私の好きな絵本の中から3冊ご紹介。
1冊目は
「ちいさなあなたへ」 (作:アリスン・マギー 絵:ピーター・レイノルズ 訳:なかがわ ちひろ 出版社:主婦の友社)
あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、
その いっぽん いっぽんに キスを した・・・
初めて、本屋さんで立ち読みした時、「うっ、やばい。涙が・・・」と、
思わずうるうるしてしまった、素敵な絵本です。
シンプルな言葉とあたたかな絵で、子どもへのおもい、母である幸せとせつなさ…が綴られています。
今、お母さんをしている人はもちろん、これからお母さんになろうとしている人、
そしてすべてのこどもたちに・・・手に取ってほしい絵本です。
2冊目は、
「わすれられない おくりもの」 (作・絵:スーザン・バーレイ 訳:小川 仁央 出版社:評論社)
今、大人のための絵本や読み聞かせでも人気の絵本。
アナグマの死をとおして、
人はどう生き、何を残していくのか。
大切な人との悲しい別れを、どう乗り越えていけばよいのか。
心にしみる一冊です。
3冊目は、
「ぼくがラーメンたべてるとき」 (作・絵:長谷川 義史 出版社:教育画劇)
今、大人気の絵本作家の長谷川義史さんの絵本。
こどもたちの読み聞かせの本を探しているときに、たまたま手に取った絵本。
面白い絵!楽しい絵!ラーメンだって・・・・!と軽い気持ちで読んでいくと・・・・
最近読んだ絵本で、一番衝撃を受けた絵本です。
なんてことない日常の場面。なんてことない言葉たち・・・・なのに、奥が深い。
すごい!この絵本!すごい!
こどもにも大人にも一度は読んでほしい絵本です。
今回の絵本は、悩んで悩んで・・選んだ後に見てみると、
「生まれる・死ぬ・生きている」がテーマになってた。
それぞれ、全然違う絵本だけど・・・奥深いところでつながっているような気が・・・
ド素人の読み手が、恐れおおくも企画した”おとなのための読み聞かせ”に、
お忙しいところ足を運んでくださったみなさまありがとうございました。
こどもたちに、読み聞かせするのとはまた違う楽しさがあり、緊張感があり。
でも、改めて大人目線で、絵本を選んでいると、今まで感じなかった新たな感動と出会えて、
読み手自身もとっても楽しませていただきました。
まだまだ、ご紹介したい絵本は山ほど!
1冊の絵本との出会いが、
ほんの少しでも心にあたたかい風を吹かせることができれば幸せです。
posted by kazekoko at 20:21|
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